あなたに人生のオアシスを!『サードプレイス』のススメ【心技体を制する。「技」】
こんなことありませんか?
皆さん、こんにちは、江南です。
皆さんはよくこんなこと思いませんか?
「家で勉強できない」
「家に帰るとだらける」
かくいう私も、家に帰るとだらけてしまい、勉強できない人間です。
もちろん、自分の趣味とかは別に滞りなく行えるのですが…。
そんな時、私は意図的に、「サードプレイス」を使います。
今回は、そんな「サードプレイス」の活用のススメです。
サードプレイスとは?
サードプレイスとは、カフェや公園、コミュニティ施設等、軽い息抜きができ、個人としてリフレッシュできる空間のことを言います。
「サード」とは、自分が住んでいる家をファーストプレイス、職場や学校など一日の大半を過ごす場所をセカンドプレイスとした場合、ファーストプレイスとセカンドプレイスを繋ぐ3番目の場所・空間ということです。
アメリカの社会学者、レイ・オルデンバーグがその著書『ザ・グレート・グッド・プレイス』(The Great Good Place)にて提唱されました。
彼の著書では、サードプレイスと定義として、以下の条件が挙げられています。
・無料あるいは安い
・食事や飲料が提供されている
・アクセスがしやすい、歩いていけるような場所
・習慣的に集まってくる
・フレンドリーで心地良い
・古い友人も新しい友人も見つかるようなところ
ただ、この著書は1989年に発刊されているので、現代でそのあり方は変わってきていると思います。
何処が自分にとってのサードプレイスになるかは、人それぞれだと思います。
喫茶店や図書館やネットカフェ、ジムやサウナの休憩所、お気に入りの公園や行きつけのbarもそうですし、通勤時間が長くグリーン車を使っているなんてうらやましい人は、そのグリーン車の空間がそうかもしれません。
サードプレイスの定義は人それぞれ、とにかく個人的にリラックスできる空間だと思ってください。
サードプレイスの効用1―メンタルリセット
さて、そんなサードプレイスは、どのような効用があるのでしょうか?
効用の1つとして挙げられることは、「メンタルリセット」です。
わたし達は、ストレスにまみれています。
セカンドプレイスに当てはまる「職場」や「学校」は言わずもがなですが、
ファーストプレイスとなる「家」もストレスが全く無い空間であると言える人は、少ないのでは無いでしょうか。
そういったときの対処法として、サードプレイスを使用します。
自宅と職場の間の空間として、職場でのストレスや興奮を冷まし、落ち着き、リラックスすることで、メンタルリセットを行うことができます。
この場合、サードプレイスで、「なにもせず、ただゆっくりする」ということも選択肢の1つになります。
サードプレイスの効用2―成長の場として使用する
2つ目は、「成長の場」です。
私の場合こちらの目的として、サードプレイスを使用する場合が多いです。
冒頭に書いたとおり、私は家だとだらけてしまう人間です。
そんな私は、よくサードプレイスとしてカフェを使用し、そこで勉強したり、読みたい本を読んだりしています。
なぜ家だとできないのに、カフェ(サードプレイス)ではできるのでしょうか。
これは個人的な意見ですが、「適度な他者の目」があるからだと思います。
これがあることにより、自宅よりだらけることなく、シャキッと行動することができます。
また、自宅より誘惑が少ないことも大きな利点で、自分の「しなければいけないこと」に集中することができるのも、大きな利点です。
また、私の場合は、サードプレイスにて習慣化させた勉強等は、自宅でもできるようになりました。
習慣化させるための、第一歩として、サードプレイスを使うこと良いかもしれません。
サードプレイスの効用3―逃げる場として
これに関しては、難しい問題だとおもうのですが、
「逃げる場」としてのサードプレイスです。
ファーストプレイスとセカンドプレイスの両方で、重大な問題がある場合、サードプレイスの存在はその人の助けになると思います。
この場合のサードプレイスの重要な役割は、「居場所の提供」にあります。
これに関しては、児童・生徒の段階では、「保健室」や「図書館(室)」が挙げられると思いますが、だんだん年齢が上がってくると、「逃げる場」としてのサードプレイスを作ることは、なかなか難しくなっていくると思います。
あなたに人生のオアシスを!
しかし、サードプレイスは、どのような目的であれ、自分から作らないとできないものです。
あなたも、サードプレイスを作り、自分にとってのオアシスを作ってみるのはいかがでしょうか。