VRで、できること・使うには・作るには【VRゴーグル・VR制作のプログラミング言語・プラットフォーム】
皆さんこんにちは。
昨今VRというものが流行っているようです。
しかしながら、最近流行りのVRですが、実際に体験したことが無いという人や、そもそもどんなことができるんだっけ? と思っている人もいるかと思います。
なので今回の記事では、「VRってどんなことができるのか」や「VR体験をするための機材の紹介やその価格」、また「VRソフトを作るためには」といったクリエイター目線の情報まで、とりあえず調べられたことを一挙に乗せてみようと思います。
目次から、気になる部分に飛んでいただき、読んでいただければ幸いです。
(もちろん、最初から読んでいただいてもかまいません。そっちのほうが、VR全体の理解としては深くなると思います。)
VRってどんなことができるの?
いろいろ騒がれているVRですが、ご自宅にVR機材がある方はまだまだ少ないですよね。
自宅に持ってなくとも、ユニバーサルスタジオジャパンのようなアミューズメント施設に、アトラクションの一つとして、VRが導入されているので、VRを体験したことがある人は少なからずいるのではないでしょうか。
また、アダルティな分野にもVR機器を使用して楽しむものが発売されていますね。
(技術の進歩は真っ先に「エロ」に反映されるといいますが、本当にそうなっているから面白いですよね。)
もちろんVR技術を使用したゲームも続々と出ているんですよ。
有名どころで言えば、「バイオハザード7」のVRバージョンは、グロテスクバージョンということも相まって非常に怖いと有名ですし、ニッチなところで言えば「Blade and Sorcery」などの自分で剣を振って戦うもの(Mod入れればライトセーバーを振ることもできる)や、「VRカノジョ」なんてものもあります。
一般的にはゲームとして触れることが簡単ではありますが、VRというのは基本的にはあまり経験できないものを仮想空間上であたかも体験できるように感じられるものです。例えば、月の様子を再現し、VRゴーグルを付けて、体に月の重力を再現させる装置を付けると、月を歩いているような経験することができます。
不動産業界では店舗に居ながら物件の内見ができる装置としてVRを導入しているところもありますし、自動車業界でもデザインや製造のトレーニングなどで使用されています。
VRの機材の紹介やその価格とは?
VRを経験するには、皆さんのご想像の通り、あの機械仕掛けのアイマスクのような 、VRゴーグルが必要になります。
ここでは簡単に、2020年2月現在の代表的なVRゴーグルを価格順(性能順ともいえるのでしょうか)に紹介していきます。
一部高性能のVRゴーグルには、これまた高性能なPCが必要になる場合がありますので、PCが必要と書いてあるゴーグルは、PCの性能をご確認ください。
HTC Vive Pro
HTC(台湾の機械メーカー)が発売しているVRゴーグルの最高級モデル。研究や開発の分野でも活躍する。
性能を発揮するなら、高性能なPCが必須。
HTC Vive Cosmos
上記のHTC社の、一般消費者向けのハイエンドモデル。
こちらも、性能を発揮するには高性能PCが必要になる。
Oculus Quest
こちらは、独立型のVRゴーグルのため、PCは必要ではなく、初期設定でもスマホのアプリから行うものとなっている。
VR体験がしてみたいが、高性能PCまで買うことが予算的に難しい方は、Ocullus Questから入ってみるのはいかがだろうか。
PlayStation VR
あることは知っているけど、なかなか持っている人を見かけないのが、こちらのPlayStation VR。
VR対応しているPS4ソフトとPS4本体があれば、すでに持っているのであれば、クオリティの高いゲームをVRで体験するということにおいては、一番安価かもしれない。
2000~3000円台のVRゴーグル
AmazonでVRゴーグルを検索すると、2,000円から3,000円台の、安価なゴーグルが出てくる。これらのゴーグルは、お手持ちのスマートフォンをゴーグルにはめて、使用する形態のものである。
スマホでYouTubeなどでVR対応の映像を再生させ、それをゴーグル越しに見ることで、簡易版のVR体験ができる。
確かに、目で見る用のスマホ画面をレンズ越しで見るのは、上記で紹介したゴーグルと明らかに格が下がるものになるだろう。しかしこの値段で、VR対応のスマホゲームなどを手軽に遊べるのは嬉しい。
↓の商品は、数あるレビューが怪しそうな商品の中から、「レビュー探偵」というアプリで判定が標準のBを付けた商品である。
VRソフトを作るためには
新しい物好き、最近のトレンドに敏感なプログラマーの皆様は、スマートフォンアプリの次はVRのアプリだ、といった感じで、VRを新たなフロンティアとして認識されている人もいるかと思います。
そこでVRソフト作り方をざっと調べてみました。ただし筆者はUnity(後に解説)を少し触ったことがあるくらいの者なので、詳しいところは別記事で調べた内容を乗せたいと思います。
Unity
VRソフトの開発プラットフォームです。(3D開発のプラットフォームとも呼べます)
Unityで検索すると、一見ゲーム制作のためのものと思われるかもしれませんが、自動車業界や建設業界でも使われているようです。
いろいろ調べていく中で、ゲームの分野で言えばUnityはモバイルゲーム向けであるという情報を目にしました。
まずは簡単なところからVRソフト開発を始めてみたいという人はUnityなのではないでしょうか。
Unityは、基本的な開発にプログラミングを必要としませんが、応用的な開発には「C#」という言語が必要になります。
個人向けのUnity personalは、利用資格等はありますが、無料なのでダウンロードして触ってみるのはいかがでしょう。
UNREAL ENGINE
もう一つの開発プラットフォームとしては、UNREAL ENGINEが挙げられます。
Unityがモバイルゲーム向けであるならば、UNREAL ENGINEは家庭用ゲーム向け、つまりより繊細で美麗なVRソフトの開発に適しているということです。(その代わり開発難易度はUnityより高いとのこと)
こちらもゲーム業界や自動車業界、建設に映画等、各業界で使用されています。
使用プログラミング言語は「C++」と「BluePrint」を使用します。
UNREAL ENGINEを使用は無料ですが、製品を販売する際にロイヤリティを支払う必要がある場合があります。
終わりに
今回は、VRについてざっくりとまとめた記事になりました。
この記事から、VRの導入事例を企業単位で調べてみたり、VRゴーグルについての使用感も含めてのレビューとか、UnityやUnreal Engine使ってみたなど、に派生させていければと考えています。
以上、こうご期待!